「なんだか今日は手首に違和感があるな…」
なんて感じる日はありませんか?
「練習後は痛いけど寝たら治ってるし、大丈夫でしょ」
「痛いと監督に言ったら試合にでられなくなるかも…」
そうした気持ちがブレーキをかけるのはわかりますが、放置しておくと満足に野球ができなくなるばかりか、日常生活に支障をきたす可能性だってあります。
この機会に正しいケアを覚えて、ふだんから体をいたわり、ベストな体調で練習にはげみましょう!
目次
野球にも多い腱鞘炎
スポーツ障害の中でも患者が多いのが腱鞘炎。
野球も例外ではなく、手首をとくに使うスポーツなのでむしろ多い方でしょう。
バットの操作がとくに手首を痛めやすく、投手よりも野手に腱鞘炎が多いそうです。
もちろん、私のように投手でありながら腱鞘炎に悩まされる人もいるでしょう。
一度腱鞘炎になってしまうと、完治には少し時間がかかります。
一般的には、骨折などと同じように固定して1ヶ月ほど様子を見ます。
1ヶ月も手首を固定して(それもおそらく利き腕)、練習を休む、ペンも持てないのではつらいですよね。
なのでまずは腱鞘炎を予防すること、ふだんからのケアについて知っておきましょう。
腱鞘炎を防ぐために、クールダウンには念を入れよう
腱鞘炎予防のためには、ウォーミングアップも大事ですがそれ以上にクールダウンに力を入れましょう。
クールダウンといえばジョグからのストレッチ締めが定番ですよね。
しかし、それだけではケガの予防には不十分。
ジョグ・ストレッチに加えて、アイシングとマッサージをふだんのケアに取り入れてみてください。
アイシングは知っている人も多いと思いますが、その効果はご存知でしょうか?
▼炎症を抑える(筋肉痛の軽減)
▼疲労回復
▼筋肉の緊張(コリ)をやわらげる
などなど、他にもたくさんのコンディショニングのメリットがあります。
冷やす時間はだいたい15分〜20分。
氷を直接当てると冷やしすぎて凍傷になってしまうので、アイシングバッグなどを使いましょう。
野手の方はアイシングをやる機会があまりないでしょうが、時間が取れるなら行うようにしてみてください。
アイシングを行うタイミングは、できれば「ジョギングの後、ストレッチの前」。
クールダウンの流れとしては、ジョグ→アイシング→ストレッチ→マッサージとするのが効果的な順番です。
マッサージについては知識なくやるのはおすすめしません。具体的なやり方については下の記事でくわしく解説します。

ローションでマッサージをより効果的にし、腱鞘炎を予防
マッサージをするときなんですが、ローションをつけたほうがより効果的です。
ローションをつけることによってマッサージが心地のいいものになりますし、成分をえらべば血行促進、疲労回復を早める効能も期待できます。
とくに最近は、アスリート用のマッサージローションなんてものも発売されているんですよ。
たとえばファイテンのメタックスローション。
この商品には「メタックス」と呼ばれる独自技術によって、血行を促進し、マッサージ効果をアップさせる効能があります。
ファイテン製品の効能については、以下のリンクを参考にしてください。



その効果は今まで数々のスポーツ選手によって証明されてきました。
シドニーオリンピックで金メダルを獲得したマラソンの高橋尚子選手などは、「このローションが自分の速さの秘訣だ」とまで語っています。
「塗ったぞ」という感じがない。スッとするとか、ヒヤッとするとか、そういう変化がないんです。でも、塗ったあとに、なんとも言えないホワンと包まれた感じがして、筋肉が柔らかく、リラックスした感じになる。筋肉がむくんでいるのが、スッと細くなるような感じです。
出典元:『ファイテンの謎』魔法の首輪研究会
高橋選手はファイテンと契約していた期間もありましたが、製品自体はその前、高校生の頃から使っていたそうです。
筋肉の疲労に効果的なこのローション、ぜひ日常のケアに役立ててみてください。
取り扱っているスポーツ店は少ないため、購入する場合は公式通販サイトからどうぞ。
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